結婚式の招待状、返送するときのマナー

二十代も半ばを過ぎ、最近結婚式に招待されることも多くなりました。

実際送られてくると、意外とどう書けばよいのか迷ってしまう招待状の返事。親しい友人とはいえ、そこには知らなければ失礼にあたってしまうマナーがいくつかあるそうです。

まず結婚式招待状が送られてきたら必ず同封の返信用ハガキを返すのが大人のマナーだそうです。事前に言ってある、無いはともかくとして、返信ハガキにはしっかりそのむねを明記して伝えることが必要だそうです。

ちなみに、それには黒のインクを使うことを忘れてはいけません。どんな筆記具を使用するかは本人の自由ですが、色だけは黒で統一するのが決まりだそうですよ。うっかりグレーで書いてしまうと、不祝儀用と同じになり縁起がよくありません。

上級者のマナーとしては、返信にそえるメッセージを書く際に句読点を使わないというのもあるそうです。これはめでたいことに終止符を打たないように、と行われる配慮のようです。

出席するかしないか、という選択肢に丸をつけるのが一般的な答え方ですが、このとき御出席、御住所などの御の字は自分で消すというのは忘れがちなマナーです。

消すといってもバツをつけるのは非常によくないことなので、書類を訂正するときのように二本線で消しましょう。別パターンとして、寿という字でかぶせるように消すのは粋な大人のマナーだそうです。

もし何かの理由で出席できないということならば、事前に電話連絡などを行ってから欠席ハガキを出すのが無難ですが、欠席の理由が祝いの席に水をさすようなものならば、あえて理由を明記する必要はないとのことでした。

いろいろ決まりがあって混乱してしまいますが、どうせなら最大限のマナーで、相手を祝福したいと思いますね。