人生の大事な晴れ舞台である結婚式は、素敵なものしたいですよね。こんな会場で、こんなドレスを着て、こんな食事を振舞って、と思い描いている方も多いと思います。

しかし、現実はそう甘くはありません。理想の結婚式をあげるとなると、非常に高額の費用が必要となってしまうのが実際のところです。大勢のゲストを呼ぶ式にするなら、結婚式と披露宴と合わせて３００万円程度は掛ってしまいます。会場やドレスなどこだわると、５００万円掛ってしまうというケースもあります。

そこで、結婚式の費用をできるだけおさえたいという方におすすめするのが、招待状を自作するということです。

結婚式の招待状は、ゲストに対して１家族１通送ります。８０人程のゲストを呼ぶ式にするなら、６０通程度の招待状が必要になります。これを、結婚式場で用意してもらうとどうなるでしょう。結婚式場でお願いする招待状は、招待状自体で１セット５００円程度、宛名書きをお願いするとさらに３００円程度掛り、高い所では合わせて１セット１０００円もする会場もあります。

これを自分で作るとどうなるでしょうか。自分で作ると言っても、文具店で紙を買って加工するところから自分でおこなう必要はありません。

結婚式招待状をセットにして無地の状態で販売している業者があるので、そこから買えば良いのです。そういった所で買って、自分で印刷すると、１セット３００円程度で済みます。

１セット７００円の節約になれば、６０セット必要であれば、合計４２０００円も節約することができるのです。

最近では結婚式のカタチもさまざまです。従来のホテルウェディングやレストランを貸し切ったアットホームな結婚式などの会場選びはもちろん、二人の個性を生かしたウェディングも注目を集めています。

例えば、新郎新婦の趣味であるサーフィンにちなんで青い海をテーマにした結婚式、他にも日本の伝統文化が見直され、最近また人気になってきた和婚などです。

当時の会場の演出はもちろんですが、ゲストの方に最初に届く招待状でもオリジナリティを出すとよりおしゃれに感じられます。

最近では、自分で準備する招待状もたくさんデザインがあり、可愛いものから、シックで大人っぽいものまでさまざま。ここは会場のスタッフ任せではなく、自分で準備してみてはいかがでしょうか。

まず結婚式招待状はお式の約２ヶ月前くらいに発送することが多いものです。まだまだ時間があると思っていても、他の準備もありますから、なるべく余裕を持って、遅くても３ヶ月前には招待状の準備を始めましょう。

まずは二人の結婚式のコンセプトを決めましょう。それに合わせて招待の形や色味を選びます。ネットで「招待状、ペーパーアイテム」と検索すると沢山のデザインから注文できるものもありますし、記念にしてもらえるよう手づくりのアイテムを加えるのも素敵です。

例えば季節の押し花を添えたり、二人のイニシャルをデザインしたり、手書きのメッセージカードを添えるものも気持ちが伝わってきていいものです。

そして宛名書きもパソコンではなく、ぜひ心を込めて手書きにしましょう。招待状は素敵な結婚式へのプロローグなのですから。

結婚式にこだわるのはもちろんですが、隅々にまで力をいれたいと思い、結婚式招待状は手作りのものを送ることにしました。

手作りのほうがコストも抑えられますし、温かみのある招待状が出来るのではないかという思いもありました。

招待状はネットショップで探し、これだというデザインが見つかるまで、時間を掛けてあちこちのサイトを見て回りました。

素材やデザインは本当にたくさんの種類があり、すごく迷いましたが、開くとモチーフが飛び出るちょっと遊び心のあるものをセレクトしました。

式のテーマや会場の雰囲気と合わせたものを発見できたので、とても満足できました。

招待状の書き方がよく分からなかったのですが、それもインターネットに助けられました。時候のあいさつや場所の案内など、どう書いていいのか難しいんですよね。

書く順番などが細かく載っているサイトを参考に、楽しみながら作ることができました。ただ、すべて出来上がるまでに思っていたよりも日数が掛かってしまったので、もう少し早めに準備しておけばよかったと思います。

慣れない作業をするときは、余裕を持って準備しなければいけないですね。当時はかなり焦ってしまいましたが、今となってはそれも良い思い出になっています。

業者などに頼むよりも、自分の気に入ったものが作れますし、一つ一つ出来上がっていくにつれて、結婚への意識もますます高まっていくと思います。

思い通りのものを作りたい人は、結婚式招待状の手作りは結構おすすめですよ。